竹山天梯（梯子吊橋）は台湾南投県竹山町に位置する階段式の吊橋です。大鞍里太極峡谷にあり、この地域の観光名所の一つであり、周辺の他の観光地とともに「梯子吊橋風景地区」として指定されています。

竹山天梯の建設は、太極峡谷の観光開発を促進することを目的としています。この吊橋は全長136メートルで、208段の階段からなります。そのうち片側は太極峡谷上空約20メートルに位置しています。太極峡谷の周辺には、人面巨石、双龍瀑布、玉福吊橋、一線天、天井瀑布などの他の名所もあり、梯子吊橋風景地区全体が多様で美しい観光スポットとなっています。

2004年には吊橋の建設計画が始まり、日本の技師が台湾で建設プロジェクトに参加するために招かれました。梯子嶺土地公段の危険な区間や下切渡河の困難な経路を避けるため、また立秋寮溪の両側の山壁の高低差を克服するため、台湾初の階段式索橋の建設が決定されました。橋の名前である「梯子吊橋」は、一般の投票によって選ばれました。梯子吊橋は2005年に完成し、全長136メートル、208段からなり、両端の高低差は20メートルです。